個人事業主として開業する場合の融資は審査に通りにくい?
個人事業主として開業するためにはある程度の先行投資が必要になります。
場合によっては自己資金が不足してしまう場合もあり、そんな時はやはりいくらかの資金の調達が必要になります。
開業資金を融資してもらう場合、いくつかの「最低条件」があるようです。
勤務経験が6年以上(同業開業の場合)ないと銀行融資を受けられない可能性があります。
ただ、例外があり、勤務年数が短い場合でも、大学で習得したスキルに深く関係している業種に2年以上努めた場合は融資を受けられる可能性があります。
また、開業におけるビジネスの将来性、継続性、収益性、担保の有無などによって判断されます。
ちなみに融資は自己資金の「最大でも」2倍程度しか借りれないと言われています。
200万の自己資金があれば、マックスで400万という事になりますが、自己資金があまりない場合、融資を受ける金額が少なくなってしまいます。
そのため、思ったよりも融資では借りられる金額が少なく、資金が足りなくなる場合もあります。
融資は、事業者がきちんと返済できる事を前提として融資を受ける事になりますので、審査も厳しいのが現状です。
先ほども挙げたように、融資で借りられるのは自己資金の2倍が最高ですが、自己資金の2倍の融資を受けられる可能性も少ないと言えます。
また、担保の有無などでも融資の審査の基準となっていますが、保証人がいない場合でも融資を受けられる可能性があると言われています。
ですから、融資が厳しそうだと諦めないで、少しでも可能性があるのであれば審査を受けてみるのも1つの手であります。
また、すでに銀行や信用金庫から融資を断れれてしまっても、日本政策金融公庫から融資を依頼してみるのも1つの手です。
日本政策金融公庫は、事業資金を積極的に貸し出ししていますし、低金利(3%程度)である事が魅力です。
融資の審査に通りやすくても、金利が高いと融資を受けるメリットが少ないと言えます。
そのため、低金利で、事業資金を積極的に貸し出している日本政策金融公庫はおすすめできるところであると言えます。
■関連記事
開業起業間もないため自己資金不足!銀行融資も断られた場合の対策とは?